2020年6月29日

​ 先週の金曜日に、岩手県の一関市にサンプル収集に行ってきました。水田にイシクラゲが大繁殖しているという話を聞いたためで、県をまたぐ移動が解禁になって、すぐに新幹線に乗っていました。一関市では、農業指導員をされている畠山さんに案内していただきました。見ず知らずの私に大変親切にして頂き、お土産まで頂いて、とてもいい方でした。

 イシクラゲが繁殖していた水田ですが、畠山さんが数年前に発見された時は、一か所でしたが、お邪魔した時には、川の流れに沿って広範囲に広がっているようでした。長野県産のイシクラゲと比べて色は薄く、細胞密度は低く、ほぼ多糖からなるゼリー状でした。水中でも溶けにくい性質を持っているのかもしれませんが、伺った田んぼにはミジンコが少なかったこととも大増殖した一因かと想像しました。現在、研究室や実験圃場で栽培中です。

2020年7月2日

​ 天龍村にサンプル収集に行ってきました。小学校に生息する謎の球状藻類とその周辺に生息するイシクラゲ収集のためです。プールの底には、たくさんのコロニーがいました。採取に際して、校長先生に大変親切に対応頂きました。校長先生から、講演の依頼も受けましたので、快諾してきました。

 また、プールの周辺や校庭には大量のイシクラゲが繁殖しており、「除草剤が効かずどんどん増える、なんとかならないか」と相談を受けました。除去についても研究が必要だと感じまし​た。

 

 帰りに立ち寄った阿南町で、イシクラゲが生息している水田を偶然見つけましたので、水田の持ち主の許可を得て、採取しました。硬い殻を持たないタイプ(AU化)のようです。水田の持ち主を探していた際に、トマト農家のおじさんからトマトを頂きました。ありがとうございました。

2020年7月7日

 沖縄でイシクラゲ採取してきました。乗り換え時間に那覇空港の近くで採取した後に、宮古島に行きました。宮古島では、イシクラゲを、"おかのり"とか"りくのり”とか呼んで、食べると聞いていましたが、タクシーのおじさんやホテルのおじさんに聞いても「知らん」とのことでした。イシクラゲを売ってらっしゃるおばあによると、最近は、食べる人も少なくなっている、私らがおらんようになったら、誰もたべんようになるとのことでした。主に、除草剤がかかっていない海辺の広場で採取されているらしいですが、いいコロニーを撒いて育てることもあるそうです。観光地もたくさん案内してもらいながら(人生相談付きで)、採取場所に連れて行ってもらいました。そこは雑草がまばらに生えるサンゴの地面で、海風がよく通るところでした。ここでは、歯ごたえのいい肉厚のイシクラゲが育つそうです。サンゴのカルシウムの影響があるのかもしれないと思いました。

 

2020年7月12日

 伊那市の田んぼを自転車で見て回りましたが、なにも収穫なし。実は、これまでもちょくちょく原付や自転車で回っていますが、田んぼには、イシクラゲはなかなかいませんね。

 

2020年7月18日

 伊那市内を自転車でサイクリング中、田んぼに藻隗を見つけ、採取。しかし、イシクラゲではなく、アミミドロの塊だったみたいです。

 

2020年7月21日

 M1柴田君に、pH自動調節装置を開発してもらっています。培養中にpHが変化するため、pHを調整しつつ、ギ酸を注入するためです。(わかりにくいですが、pHが高い時に、モーターが回っています)

 

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